増加率3位は香川銀行。県外を中心に法人預金を前期比で16.8%(934億円)増加させ、公金に至っては県内や広島で40.6%(397億円)増やした。一度に大量の預金を獲得できる入札などで高い金利を提示し、効率的に預金を獲得していることがうかがえる。
同行もネット専用の「セルフうどん支店」を開設しているが、個人預金の増加率は0.56%(68億円)にとどまる。地銀の中では高い金利を提示していたが、1年定期で1%超を提示するネット銀行の後塵を拝した。4月以降は預金金利を改定して1年定期に1%を付しており、巻き返しを図る。
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